シミに悩む方必見!ハイドロキノンのおすすめ3選!
欧米では古くから美白治療薬として使用されていますが、日本では2002年に一般医薬品として認可されて以来、市販化粧品にも配合されるようになりました。いまやインターネットや店頭でも簡単に購入できるようになったハイドロキノンの正しい使い方について解説します♪
Contents
ハイドロキノンとは?
シミ(皮膚の色素沈着)の原因であるメラニン色素の生成を抑え、メラニン色素をつくる細胞(メラノサイト)そのものを減少させる効果のある成分です。シミのほかに色素沈着によって生じたニキビ跡に効くため「肌の漂白剤」とも言われています。欧米では古くから美白治療薬として使用されていますが、日本では2002年に一般医薬品として認可されて以来、市販化粧品にも配合されるようになった天然にも存在している成分です。
ハイドロキノンの効果
⒈シミの改善・予防
一般的なシミは医療用語で老人性色素斑と言い、紫外線によりメラニン色素が排出しきれず沈着(シミ)してしまったものです。薄茶色や茶色で歳をとるたびに濃くなることがあります。加齢によりターンオーバーが遅くなると、同じようにメラニン色素が排出しきれずシミになります。このようなシミに効果的です。
⒉炎症性色素沈着の改善
皮膚が炎症(外傷、湿疹、にきび、虫刺され、やけどなど)を起こした後に、その箇所に色素沈着してしまったものに効果的です。
⒊肝斑の改善・予防
ホルモンの変化や加齢によって薄茶色の色素斑で左右対称、同じ大きさ、形で現れるのが特徴です。肝斑も後天的な色素沈着にあたるので効果的です。
ハイドロキノンの濃度と種類
化粧品に配合できるハイドロキノンの濃度は、2%以下のものまでと決まっていますが、クリニックの処方薬では純ハイドロキノンは1%~5%まで種類があり濃度が高くなるほど漂白効果は高くなります。
・純ハイドロキノン1%~3%
刺激が少なく、一般的に安全性の高い配合濃度といわれていますが、効果や即効性が4%~5%のものより低くなると言われています。
・純ハイドロキノン4%~5%
クリニックの処方薬では4%のハイドロキノンクリームを処方されることが多いようです。濃度が高いため、肌へピリピリとした刺激を感じる場合があります。効果や即効性が見込めますが、副作用に注意が必要です。
他に安定剤を配合した原料タイプのハイドロキノンがあります。安定剤を配合した原料タイプのハイドロキノンは安定剤と混ぜているのでハイドロキノン自体の濃度が低くなります。
ハイドロキノンの副作用
ハイドロキノンは濃度が高いほど効果が見込めますが、同時に副作用のリスクも高くなります。代表的な副作用は「かぶれ」です。初めて使用する際は必ずパッチテストを行ってください。また、ハイドロキノンは長期間使用することをおすすめしません。長期間使用すると白斑(肌が白く色抜けすること)を引き起こす可能性があります。白斑は一般的に処方される濃度4%程度のハイドロキノンでは発症しにくいといわれていますが市販薬の場合はターンオーバーを考慮して2~3ヶ月で一度中止することが望ましいです。3ヶ月ハイドロキノンを使用したら3ヶ月は使用しないという使用サイクルがおすすめです。市販薬の場合でも処方薬の場合でも使用前に説明書や説明をきちんと理解して正しく使用してください。3ヶ月以上使用しても効果が得られない場合は一度使用を中止し、レーザー治療などの別な方法を視野に入れることも一つの方法です。
ハイドロキノンは肌にとって刺激が強い成分なので、炎症を引き起こす可能性があります。また、炎症までひどい症状が出なくても、皮膚に赤みを生じさせる可能性もあります。
肌荒れに近い副作用を起こすのは、使い始めから肌にハイドロキノンの耐性ができるまでです。なお、赤みや炎症などの副作用は、使用開始から数週間程度で引いてきます。
ハイドロキノンを使い始めてすぐ、上記のような副作用が発生した場合は、いったん治療をやめて患部を冷やしましょう。氷や保冷剤を使用して冷やしますが、タオルをうまく使って冷たくなりすぎないようにするのがポイントです。
もしくは、ハイドロキノンの塗布回数を減らすのもおすすめです。ほとんどの場合は、肌がハイドロキノンの刺激に慣れるまで低頻度で使用すると、次第に肌が慣れていき、副作用が出なくなります。
via:共立美容外科
おすすめの市販薬ハイドロキノン
・アバンタイムトーンショットクリーム
従来のハイドロキノンを改良し、安定性と浸透力を兼ね備えた安定型ハイドロキノン※(SHQ-1®)を5%配合したクリームです。成分が徐々に溶け出しターゲットエリアにアプローチする製品設計であるため、持続的な作用が期待できます。滑らかで密着しやすいクリームタイプなので、肌の気になる部分を集中的にピンポイントケアすることが可能です。夜のスキンケアの最後に、お肌の気になるポイントにご使用ください。
※整肌成分/ハイドロキノンとセタルコニウムクロリドの混合物
via:大木製薬株式会社
・旭研究所 業務用 ハイドロキノン溶液 10g
薬事法改正によりこれまで医師の管理下でのみ使用可能であった純ハイドロキノンの一般販売が可能になりました。
純度99%の純ハイドロキノン美容液をお届けします。
(ハイドロキノンにはいろいろな種類があり、中にはハイドロキノン含有濃度が大変低いものもあります。旭研究所ハイドロキノンは純粋ハイドロキノンと呼ばれるハイドロキノンを使っています。このハイドロキノンは純度99%、業務用ハイドロキノンになります。)
・【デルミサ】スキンフェイドローションV
純ハイドロキノンとビタミンCのダブル効果!くすみケアも保湿も譲れないあなたに。
アルブチンの”100倍の効果”があると言われている”ハイドロキノン”に加えて、デルミサスキンフェイドローションVでは新たにビタミンCを配合しました!
新登場したスキンフェイドローションVは日本のみでの限定販売です。潤い成分もたっぷり配合しているので内側からうるおい透き通るような肌へ導いてくれます。
ハイドロキノンを使用する際の注意点
ハイドロキノンを塗っている間は日焼け止めを必ず使用してください。ハイドロキノンは紫外線にあたると、シミを濃くしてしまいます。過度にしようすると危険です。使用方法を厳守してください。副作用が出てしまった場合は速やかに医療機関を受診してください。
まとめ
簡単に手に入れることができるハイドロキノンですが、不安な方はクリニックでの処方をしてもらい、安全に使用することをおすすめします。
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