【厳選】知らなかった!顔のしわって5種類もあるの?シワ予防&対策方法!
加齢とともに肌の張りが無くなって小ジワや深いしわが気になりますよね。一口にしわと言っても種類や原因が違うことはご存じでしたか?しわの原因から対策方法、さらに改善方法まで紹介します♡
Contents
しわができる原因ってなに?
しわはさまざまな理由によってしわができる原因があります。
1/自然な老化
加齢とともに肌の弾力性が低下しコラーゲンやエラスチンの生産が減少します。これにより、肌のたるみやしわが現れてきます。
2/紫外線によるもの
日焼けは肌の奥にあるメラノサイトが活性化してメラニンが生み出されることにより赤く炎症したり肌が黒くなります。これはしわを増やす原因となります。
通常は、肌のターンオーバー(新陳代謝)が起こり、メラニンが排出されて元の肌に戻ります。しかし、過剰に紫外線を浴び続けると、必要以上のメラニンを生み出し続けて、ターンオーバーも乱れがちになります。ターンオーバーが乱れればメラニンを排出できずに停滞してしまい、色素沈着を起こしてシミになります。これが、紫外線がシミを生み出すメカニズムです。
また、紫外線には肌にダメージを与える「UVA」「UVB」という2つの波長があり、その内「UVB」が海やレジャーなど屋外での日焼けの主な原因になっています。
UVBの特徴は、UVAより波長が短く、屋内や日かげでは影響を受けにくいと言われているものの、強いエネルギーを持っていること。太陽光を浴びて肌が赤く炎症するのは、このUVBが影響しています。
たくさんのUVB波を浴びると、そのダメージから守ろうとメラニンが多く作られ、シミの原因になります。
via:ココカラクラブ
3/酸化ストレスと光老化
紫外線は酸化ストレスを引き起こすし酸化ストレスは細胞を傷つけ、肌の老化を促進します。紫外線による酸化ストレスは、肌の抗酸化能力を超えることがありしわやシミ原因になります。
人間の体は紫外線を浴びると体内で活性酸素を作ります。活性酸素は体の酸化ストレス値を上げ、肌の表皮や真皮にダメージを与えてシミやシワを作ります。これを光老化といいます。
光老化を防ぐには紫外線による酸化ストレスの増加を食い止め、活性酸素を除去する抗酸化システムの働きを上げることが重要です。そのためには紫外線対策として肌を日光から守り、あわせて抗酸化物質を摂取することが効果的です。
via: 公益財団法人 ルイ・パストゥール医学研究センター 抗酸化研究室
4/メラニン生成の刺激
紫外線はメラニン色素の生成を促します。メラニンは肌を紫外線から守る役割を果たしますが、過剰なメラニン色素の生成はシミや色素沈着を引き起こす可能性があります。これにより、肌のやしわ・シミが目立つようになります。さらに肌の弾力性を損ない、肌の張りにも影響します。
表皮が紫外線を浴びるとメラノサイトに信号が送られます。するとメラノサイトはメラニンという色素を生成し、細胞内のメラノソームという小胞に蓄積します。メラニンが充満したメラノソームは、メラノサイトの先端からケラチノサイトに受け渡され、ここでメラニンが現れます。メラニンはケラチノサイト内に留まり、紫外線から細胞核を守るはたらきをします。
via:第一三共ヘルスケア
3/喫煙
タバコに含まれる有害物質は血管を収縮させて血流を悪化させるため、肌に必要な酸素や栄養素の供給を減らします。また、喫煙は肌の弾力性を低下させ、しわ・たるみを増やす要因となります。
4/表情の使い過ぎ
おなじ表情の使い過ぎはしわの原因になることがあります。例えば眉間のしわや笑いじわなど無意識によくしてる表情によるものです。
5/睡眠不足
十分な睡眠をとらないとターンオーバーが妨げられます。睡眠不足は肌の血行を悪化させ、しわを増やす可能性があります。
6/ストレス
ストレスは体内のストレスホルモンの分泌を増やし、肌の炎症や老化を促進します。ストレスは肌の弾力性を損ない、しわやたるみを引き起こす可能性があります。
7/不適切なスキンケア
スキンケア方法や化粧品が肌に合ってない場合肌に負担をかけることになります。過剰な洗顔や新しく使い始めた製品に刺激を感じる場合に使い続けると、肌の乾燥や炎症を引き起こし、しわを増やす原因になる可能性があります。
しわの種類は大きく分けると2種類
1.小じわ細かいさざ波のようなちりめん状の乾燥小じわは、皮膚の浅い層にできるシワで、目もとや口もとに出やすいのが特徴。主に乾燥や表情のクセが原因ですが、放置しておくと肌の奥までダメージが進んでシワが定着。深く長くなる場合もあるので注意が必要です。2.シワ真皮組織のダメージによって肌の弾力が失われることで表情のクセなどが定着してできる深いしわ。長年蓄積された紫外線ダメージも、シワを深くする原因になります。目回り、口もと、眉間、額などにできやすく、保湿だけではなかなかケアをすることができません。
さらにしわの種類を分けると5種類もあるの?!
表皮ジワ・・・表面から順に表皮、真皮、皮下組織で構成されています。このうち表皮にできたシワのことです。
真皮ジワ・・・加齢や紫外線による肌の変化によってシワの溝が深まったものです。
表情ジワ・・・表情のクセによって刻まれたシワです。
乾燥ジワ・・・乾燥によって肌表面のキメが乱れることでおこる小ジワです。
紫外線ジワ・・・紫外線の影響でコラーゲンやエラスチンが減少することでおこるシワです。
via:KOSE
●表皮ジワ(ダイナミックライン)
表情の動きによってできるしわです。笑顔や眉間のしわなどが該当します。普段は見えないですが、表情を作るとくっきりと現れます。
●乾燥しわ(エイジングライン)
乾燥や肌の水分不足によってできるしわです。肌が乾燥していると、しわが目立ちやすくなります。特に目の周りや口元などは皮膚が薄いので気温や湿度が低い環境では肌の水分が奪われて乾燥しがちになります。乾燥によって肌のキメが乱れることで細かいしわができやすくなります。
●紫外線によるしわ(サンダメージライン)
紫外線によってできるしわです。主に顔や首、手の甲など日光に直接さらされる部位に現れます。紫外線は肌の乾燥だけではなくコラーゲンやエラスチンの減少を招き分解されることが原因です。
●真皮しわ(グラビティライン)
重力によってできるしわで年齢とともに徐々に現れるしわです。例えば、顔や首の下方向にできるしわやたるみが当てはまります。
●眼の下のしわ(クロウズフィート)
目の周りに現れる細かいしわで、表情じわとも関連しています。主に笑ったときに現れ、目尻から外側に広がる特徴があります。
どうしたらいいの?しわの予防対策5選
ここからが本題です。
ではどうしたらしわができにくくなるでしょうか。
⒈正しいスキンケアを行う
日々のスキンケアルーティンに保湿クリームや化粧水を含め、肌の潤いを保ちましょう。コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など、肌のうるおいや弾力を保つ成分を配合した製品を選ぶと良いでしょう。
紫外線の影響を抑えるビタミンC誘導体や、肌のターンオーバーを促してコラーゲンを増やすレチノール、高い保水力を持つヒアルロン酸などが含まれたものがおすすめです。
via:KOSE
年代に関わらずシワができやすいデリケートで乾燥しやすい目もとは、目もと用のコスメでケアを。しっかりと保湿してやわらかくハリのある肌を保つことで、表情ジワが定着しにくい状態を保つことができます。
via:SK-Ⅱ
⒉紫外線対策
長時間の日光はしわを増やす原因となります。外出時には日焼け止めを使用し、帽子やサングラスを着用して肌や目を守りましょう。
⒊健康的な生活習慣
バランスの取れた食事、十分な睡眠、ストレス管理、適度な運動など健康的な生活習慣を心掛けましょう。
⒋表情筋を鍛える
顔の筋肉の緊張はしわを増やす要因となります。意識して表情の緊張をほぐし、リラックスした表情を心掛けましょう。
表情筋を鍛えることで、肌をしっかり支えられるようになります。表情筋トレーニングの方法はさまざまですが、「あおあおういうい体操」がおすすめです。
(1)「あ」と「お」の形を30秒ごとに切り換えるのを何度か繰り返す
(2)「う」と「い」の形を30秒ごとに切り替えるのを何度か繰り返す「あ」は大きく口を開き、「お」は口の中に広い空間を作るように開きます。「う」は「お」の形よりも唇をすぼめ、前方へ突き出してください。「い」は歯をみせて笑うように口を左右へ引きましょう。
via:KOSE
⒌レチノイドクリームの使用
レチノイドはしわの改善に効果的な成分です。医師の処方が必要な場合がありますので、専門家に相談してください。
レチノイド代表的な効果は
・角化細胞の増殖・ターンオーバを促すことで、表皮・角層を若返らせ、メラニンの排出を助けシミを薄くします。
・角質層を薄くし、透明感のある肌に導きます。
・角化細胞からなる表皮を分厚くし、ヒアルロン酸の沈着を増やします。それにより小皺の改善を行います。
・線維芽細胞を刺激し、真皮を分厚くすることで、肌のハリ、小皺の改善をおこないます。
・毛穴出口付近での角化を抑えることで、皮脂の通過を改善し、ニキビの予防、改善を行います。
・皮脂の分泌を抑えることで、ニキビ・オイリー肌を抑える。
が挙げられます。
via:はなふさ皮膚科
まとめ
まとめると保湿とストレスフリーが大事ということですね!
なかなか難しい部分もありますが将来も綺麗なお肌でいるために頑張りましょう!
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