ボルダリングを楽しむために♪基本用語を覚えておこう
フリークライミングの一種、ボルダリングは気軽に始められると女子の間で人気急上昇中の新しいスポーツです。誰でも楽しめるのが魅力ですが、始める前に基本的なことは知っておきたいですね。ボルダリング用語についてまとめました。
ボルダリングとは?
道具はジムで貸してくれるので手ぶらで行っても大丈夫です。
ボルダリングとはロープを使わない一番シンプルなフリークライミングです。
ロープを使った安全確保の為の動作が無いのでクライミング自体に集中でき、また、同理由により一人でも出来る自由度の高いクライミングです。
シンプルである為、難易度の高いクライミングをロープクライミングに比べて比較的楽しみやすいスポーツだとも言えるでしょう。
「巨石」の事を英語で「ボルダー(boulder)」と言い、巨石を登る行為を「ボルダリング(bouldering)」、そしてボルダリングをする人の事を「ボルダラー(boulderer)」と言います。
主に3~4メートルの飛び降りても平気な高さの岩や壁の下部で行うフリークライミングです。
ボルダリングではロープで安全確保をしない代わりに下に非常に厚いマットを敷きます。
ジムではすでに床面全体にマットが敷き詰められているのですが、自然の岩場に行くときは自分で用意します。
ボルダリングは体力に自信がなかったり、運動が苦手な人でも気軽に始められる一方、体全体の筋肉を使います。
他のスポーツに比べて消費カロリーがダントツに多く、ダイエット効果が高いのも女子に人気の理由のひとつです。
他のスポーツに比べて消費カロリーがダントツに多く、ダイエット効果が高いのも女子に人気の理由のひとつです。
ボルダリングの基本用語
via pixabay.com
早く上達するためには、ボルダリングで使う用語を覚えておいて損はありません。
よく使われる基本用語をご紹介します。
よく使われる基本用語をご紹介します。
ホールド
自然の岩や人工壁にある突起や穴や手で持てる部分。
ジムの壁のホールドはカラフルな色が付いています。わかりやすいだけでなくポップで可愛いらしいですね!
ボルダリングではホールドをつかんだり足を引っ掛けたりして壁を登っていきます。
ボルダリングではホールドをつかんだり足を引っ掛けたりして壁を登っていきます。
ホールディング
ホールドの掴み方。掴みづらいイジワルな形状のホールドをどうやって掴むか、課題設定者と登る人の知恵比べ。これがボルダリングの醍醐味の一つでもある。
ガバ
ホールドをガバッと掴むので「ガバ(ガバホールド)」と呼ばれます。初心者はこの持ち方からスタートです。
via www2.hp-ez.com
ホールドの持ち方や足の置き方によっては上手く登れない場合もあります。握り方一つにもテクニックがあり、それぞれ名前が付いています。
課題
難易度にしたがってコースごとに、使っても良いホールドが決まっているコースのことです。決められたホールドだけを使ってゴールをします。
ボルダリングジムにはたくさんの「課題」と言うものが用意されています。課題と言うのは「このホールドだけ使ってゴールをしましょう」と言ったルールの様なもので、このルール通りに登らなければいけないことにボルダリングの面白みがあります。
ほとんどのボルダリングジムには課題の表が用意されていると思いますので、まずはその中から一番簡単な課題を選びましょう。そして壁を見るとその印がペタペタとテープで張ってあるのがわかります。つまりその印が張ってあるホールドだけを使ってゴールをするということなんですね。
ホールドの持ち方や手足の置き場所を変えたりしながら、与えられた課題に沿ってクリアしていくのがボルダリングの楽しみ方です。
上達すると課題はどんどん難しくなります。
頭を使い、自分で手順とルートを決めて登っていくので、登れた時の達成感が大きくなります。
上達すると課題はどんどん難しくなります。
頭を使い、自分で手順とルートを決めて登っていくので、登れた時の達成感が大きくなります。
オブザベーション
via campsite7.jp
課題を下見しながら登り方を考えることです。登る前に、課題にしたがって使ってもよいホールドを確認しながら実際にどう登るかをイメージします。ホールドをつかむ順番や両手の順番も考えたりします。
課題をじっくり観察することで、途中で考える時間が減り体力の消耗が防げます。
実際に体を動かすとイメージしやすくなります。
実際に体を動かすとイメージしやすくなります。
完登(かんとう・かんと)
フリークライミングにおいては落ちることなく、ロープなどの道具に頼ることなく、上まで完全に登りきることをいう。フリークライミングには完登の基準が複数あり、「オンサイト」は初見で登りきること、「フラッシュ」は先行者の登りを見てから登りきったこと、「レッド・ポイント」は2回目以降で登りきったこと、である。
ボルダリングでは最後のホールドを両手で掴んだ時点で完登となります。
外で行う場合は、登り切って岩の上に立った時が完登です。
外で行う場合は、登り切って岩の上に立った時が完登です。
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