運動するならボルダリング!体力に自信がない女性でもOK!
ボルダリングは最近テレビでも取り上げられることが多く、男女ともに人気のスポーツとなりました。ボルダリングは室内で出来るスポーツであることから外の天気を気にすることなく年中楽しむことができます。近頃は、体力に自信がなくても始めやすいスポーツです。
ボルダリングとはどんなスポーツなのか?
壁や岩、山などを登る行為全体の総称がクライミングで、ボルダリングも、クライミングの一部に分類される”フリークライミング”が、正式な競技名称になります。
フリークライミングというのは、登る時に道具を持たずに、自分の力で登っていくクライミングのことです。とは言え10m以上の高さを登るフリークライミングの場合は、命の確保のためにロープやハーネス(安全ベルト)を使いますので、こちらはリードクライミングとも呼ばれます。
そしてボルダリングの場合は、低めの場所を登る、完全なフリークライミング。ボルダリングジムでは、マットが敷いてある床の上に約3~5m程度の高さの壁があり、壁にホールドと呼ばれる、よじ登るための手がかりが散りばめられています。
その人の体力や、挑戦したいレベルに合わせてホールドに貼ってあるテープの色別にレベルを選んで、手と足をかけ、壁の下から上まで登っていくのが、一般的なボルダリングの遊び方です。
フリークライミングもボルダリングも壁や岩、山を登るスポーツで、ロッククライミングの一種には入りますが、用具や登り方に違いがあります。フリークライミングは、壁や岩、山などに登る際に、安全確保のために命綱などの用具を装着して登ります。では、ボルダリングだとどうなるのでしょうか。ボルダリングでは、フリークライミングなどで装着されるようなロープやハーネスは着けず、登ることを言います。
特別な筋肉、体力は必要なし。
ボルダリングは筋力などの身体能力だけでは上達が難しいスポーツです。上達するには身体能力の向上に加えて、独特な動作(ムーブ)で壁をよじ登る技術、そしてチェスやパズルゲームを解くような戦略的思考能力が必要になってきます。
特に戦略的思考能力は、他のどのスポーツよりも求められます。将来発生しうる局面を考え、その予想に基いて自分の指し手を決定するチェスのような思考で、ムリ・ムラ・ムダが発生しないように登る戦略を緻密に組み立てていく。
その過程はとても楽しいものなのです。「こうやって登れば力を使わずスマートに登れるんだ!」
頭でイメージした通り登れた時の達成感・・・これこそがボルダリングの魅力です。静的なゴルフと動的なサーフィンの魅力を兼ね備えているボルダリングは知的スポーツの代表格で、今や世界中で幅広い年齢層から支持されているのです。
身体能力といっても筋肉量だけが必要とされるのではなく、バランスやダイエットなどでよく耳にする体幹の方が必要になってきます。ボルダリングは、人口の壁の場合、ホールドと呼ばれる手で掴む場所があります。バランスを取りながらホールドを掴み上に登る必要があります。また、ボルダリングはホールドを掴む位置が違ったり足の位置が違ったりするだけで、すぐ落ちてしまうので頭でイメージしながら登る必要があります。
楽しいから続けられる
ボルダリングの最大の魅力だと思います。ダイエットのために、ジョギングや、スポーツジムに通っても長続きしない人も少なくはないんじゃないでしょうか?
ボルダリングは、パズル要素の高い、体と頭も使って行うスポーツで、完登できた時の達成感と爽快感は、一度知ってしまうとクセになります。
そして、ボルダリングを続けていくと、ジムに友達ができたり、顔見知りができたりして、一緒に同じ課題をトライしあうようにもなります。
楽しいから続けられるのがボルダリングです。健康的に痩せたい方にはオススメです。
ただ単に、登るスポーツではないのがボルダリングです。そこがボルダリングの魅力でもあるでしょう。また、ボルダリングは年齢を問わず行えるスポーツなので、さまざまな友人ができて刺激があります。
体験コースやレッスンがあり、気軽に始められる
ジムなどの人工的な壁を登る場合は、個人で準備するものが少なく、手軽に始められます。
また、ジムでは基本的な指導を一緒に行う、体験レッスンも設けられていることが多く、靴などもレンタルがあるので、動きやすい服装さえしていれば、気軽に体験できるスポーツです。
最近では、交通の便の良い繁華街などにも、ジムが増えているので、会社帰りなどに気軽に立ち寄り、1時間でも充分楽しめるのも、良いところです。(実際はそう長く登れない・・体力がもたないので)
専用のシューズなどはジムでレンタルできる場合が多いので、動きやすい服装さえしていればいいです。
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