DIYで家具をアンティーク風に仕上げるコツを教えて!
DIY女子の好みはいろいろですが、アンティーク風の家具にあこがれを持つ女子は多いはず。自分でDIYをして作った家具をアンティーク風に仕上げることができれば最高ですよね。DIY女子に役立つ、アンティーク風に仕上げるテクニックについてまとめてみました。
古びた味わいのある趣になります。
無垢の木材を用意して、表面のよごれを取り除き、よく乾かしておきます。
塗料を付けたくない所はマスキングテープで養生しておきます。1
ペンキの食い付きを良くするため、サンドペーパーで表面をザラザラに荒らします。
2
バターミルクペイントを塗ります。(写真で使用している色は#5-9/Dressing Table Blue)
3
ペンキが完全に乾いたら、きれいな布を用意し、アンティークリキッドをつけて、木材に塗ります。均等によくのばしてください。
(ゴム手袋のご使用をお勧め致します。)4
きれいなかわいた布で、ふきとり、よく乾かします。
5
長年使い込まれたような風合いが出ました。
バターミルクペイントもアンティークリキッドもよく知られた塗料です。
この二つを組み合わせることで非常に味の有る塗装ができます。
アンティーク風に仕上げたい時にこの組み合わせで塗装をすることが多く、この塗装の愛好家は世界中に居ます。
DIY女子として、アンティークに仕上げたいなら外せない塗装方法です。
アクリル絵の具を使ったシャビー加工をする。
わざと古びた感を出す手法です。
1.下地となる色を塗装
まずは下地になる色を決め、大雑把に塗っていきます。この色は前面には出てきませんが、かすれたところから見えるので濃い色がいいと思いますよ。丁寧にムラなく塗るというよりも、ザッと色がつく程度で塗ればオッケー。
2.アクリル絵の具で好きな色をチョイス
下地が塗り終わったら、本体の色をチョイス。ペンキだとどうしてもいろんな色を揃えようと思うとコストがかかってしまうので、100均でも売っているアクリル絵の具はとっても便利。今回は緑と白を混ぜ、パステルカラーの淡いグリーンにしてみました。
3.下地の上から塗っていく
茶色で塗った下地が乾いたらその上から、先ほど作った緑を重ね塗りしていきます。この時の注意点は、あまり絵の具と水を付け過ぎず、かすれた感じで塗ること。
古びた色に近いアクリル絵の具を塗って乾燥させ、紙やすりなどでこするとオールド感が出ます。
わざと傷つけて古くするようなやり方です。ダメージ加工に近いでしょう。
DIYで作った新しい家具はアンティークとはほど遠いです。
シャビー加工をし、わざと古びさせて経年劣化の感を出しましょう。
オイルステイン + ブライワックス
落ち着きの有る色に仕上がり、アンティークの雰囲気が出ます。
最近、雑貨屋やロハス系イベントでアンティーク調の板を良く見かけます。
ウォルナットやオーク色などが多いでしょうか。そのまま置いてみたり、板の上に小物を置いたり、使い方はいろいろ。
ちょっと古びた様な、何とも言えない色合いを見ているだけでも飽きません。そんなアンティーク板なんですが、買うとそれなりの金額になります。
「それなりに良い木を使ってるから仕方ないか」と思ってなんとなく調べてみると、普通のホームセンターで売ってるような木にある塗料を塗るだけで、それっぽい色合いになってしまうらしい。
塗料の名前は「ステインオイル」と「ブライワックス」。
早速購入してみましたよ。
オイルステイン + ブライワックス も定番の組み合わせです。
山小屋の中ような雰囲気のある塗装ができるので人気です。
気取らないアンティーク、古い学校の中にある家具のような趣を目指すなら、この組み合わせの塗装がよいでしょう。
なんだか懐かしい感じのするアンティーク家具に仕上げたい時には、この塗装方法を試してみてください。
ワトコオイルで塗装する。
木目の美しさを活かすなら、ワトコオイルが定番です。
仕上がりは「濡れたように深みのあるウェットタッチ」というのワトコオイルの宣伝文句ですが、しばらく使った感じではそう感じませんでした。しかし一般的なオイルステインなどの塗料と比べるとがっつり色を付け過ぎないので「木目を活かす」というのはあっていると思います。
でも、ワトコオイルだけでは寂しいというか、物足りなく感じるので僕は仕上げにブライワックスを塗ることがほとんどです。写真は同じくヒノキの端材で、それにワトコオイルのダークウォルナットを塗ったものです。その上からブライワックスの「ジャコビアン」を2度塗りしました。ワックスはツヤがでてしまいますが、塗ると色に深みがでますし、ワックスの色が木材のキズに入っていい感じになるのでおすすめです。
この記事のキーワード