複数キーワードは半角スペースで検索!

やらなきゃ後悔!ボルダリング後の腕の効果的なマッサージ方法

腕の筋肉をたくさん使うボルダリングは後のケアが大切です。効果的なクールダウン・マッサージを行うことで次のパフォーマンスがよりよくなるのです。今回はボルダリングをした後の腕のケアやマッサージ法についてまとめます。

この記事を書いた人: momoko
momoko
 
ボルダリングをした後は何でもないのに、次の日に激しい腕の痛みを感じること、よくありますね。筋肉痛だから仕方がないと片づけるのではなく、筋肉痛を予防しよりよいパフォーマンスができる取り組みをしましょう♪
 
 

まずは知っているようで知らない筋肉痛について

そもそも筋肉痛とは

 
幼いころから運動後には筋肉痛が起こるという現象を何となく理解しているものの、その仕組みについて知っている人は少ないと思います。
筋肉痛とは運動後に生じる筋肉の痛みです。
数時間後に起こるものもあれば数日後、起こることもありますね。
皆さんも経験されたことがあるかと思いますが、忘れたころにくる筋肉痛ほど悔しいものはありません。
 

筋肉痛の原因

 
筋肉痛のメカニズムは、医学的にははっきりと解明されていません。
(1) 普段使わない筋肉を突然使ったり、同じ筋肉を使いすぎたりすることで、筋肉を構成している線維(=筋線維)や周りの結合組織に微細な傷がつく。
(2) 損傷した筋線維を修復するために白血球を中心とした血液成分が集まる。このとき「炎症」が起き、刺激物質(ブラジキニン、ヒスタミン、セロトニン、プロスタグランジンなど)が生産され、筋膜(筋肉を包んでいる膜)を刺激する。それが感覚中枢を介し、痛みとして感じる。
つまり筋肉痛とは、傷ついた筋線維を修復する過程で炎症が起き、生成された刺激物質が筋膜を刺激して起こるものと考えられています。
 
筋肉痛とは筋肉の炎症なのですね!
 

筋肉痛を予防するには運動後30分以内に対処する!

運動後30分以内に処置を始めると回復も早くなります。まずはアイシングを始めます。酷使した筋肉の炎症を抑えるのに一番効果的な方法です。腕、足、腰、肩などを15分から20分氷で冷やします。冷却スプレーを使うと短時間で簡単にできます。冷却スプレーを使うときは、同一箇所に2秒以上使わないように注意しましょう。
 
アイシングとは患部を冷やすことですが、後ほど説明します。
 
 

マッサージの効果

血流がよくなることによって疲労の原因物質が蓄積されにくくなるからだと思います。同様の理由でストレッチも効果がありますし、軽いランニングなどの有酸素運動も効果があります。登ったあとは疲れてさっさと帰宅したくなりますけど、しっかりとジムでストレッチをして体をほぐしておくのはとても重要なことです。
間違っても、筋肉が緊張したまま床に就くのはやめたほうが良いでしょう。
 
ボルダリング後のマッサージを怠ったことによる翌朝の後悔を避けたいです。
 

マッサージ方法

セルフマッサージでは「さする・揉む・叩く・震わせる・押す・伸ばすの6種類が基本的なやり方」だと覚えよう。
「自分が疲労を感じている部分に対して、一番気持ちのいいやり方を試みる」ことが大切だ。
「コツは静脈を絞るようにして、心臓に向かって血を押し流すように行うこと」だ。血中の毒素が筋組織付近に留まることによって疲労や筋肉痛が生じるが、マッサージでそれらを取り除くことができる。
痛みが気持ちいい場合もあるとは思うが、素人が自分で行うには限界があるし、このことを軽く見るべきではない。筋を強く押しすぎて揉み返しが起こる場合もある。強くやろうとせずに、あくまでの自分が気持ちがいいと感じられる範囲で行うこと。身体が少し温まるような感覚があるだけでも、十分にマッサージの効果はある。
 
マッサージは長時間行う必要はありません。手首から肩に向けて優しくさするだけでも効果はあります。
 
このストレッチも効果的です♪
 

アイシングも大切

ボルダリング後、筋肉の炎症を抑えるためにまずは腕を冷やすことが大切です。アイシングは痛みの鎮静作用もあります。
ボルダリングに限らず、スポーツにおいては当たり前のクールダウン法です。
 

アイスマッサージの方法

方法は、氷で腕の内側を、手首から肘へ向けてマッサージするだけ。
広い範囲を短時間で冷やすことができるので、10分ほどで感覚がなくなるそうです。
ジムでは用意されている氷でしかできませんが、家でやるなら紙コップを使うと便利だそうです。
紙コップで氷を作り、半分ほど紙を破いて使います。
持ち手部分に紙があるので滑らない、冷たくない。
ちょっと長くて持ちやすいし、大きすぎないから扱いやすい。
下手なアイシングをするよりストレッチだけの方が効果的、なんて意見も聞くので、こちらの方が効果的かもしれません。
 
簡単に作れますね♪
 
 

マッサージアイテムを紹介します

「マスターキミーボディライトリカバリーゲル」

 
筋肉疲労のおもな原因は、運動すると筋肉中のph値が低下し酸性化するためといわれています。
その酸性化した筋肉をクリームによって還元し中和させることで、筋肉のコンディションが改善されます。
「マスターキミーボディライトゲル」を適量を手に取り、筋肉のこり、はりのある大きな筋肉に沿って、すり込むように、広範囲に塗擦します。
その後、筋肉全体を大きくゆするようにほぐしてください。
筋肉のかたまりなどがある場合は、上から押してからゆするようにすると、ほぐれやすくなります。
 
こんなアイテムもありますよ♪
 

ケアは大切

腕の筋肉痛などで物が持てない・家事ができないなどの支障をきたしてはせっかくの趣味も心底楽しめません。ボルダリングをより楽しい時間にするには疲労した筋肉をそのままにせずケアすることが大切です。
早々に帰宅したい気持ちもありますが、自分のボルダリングスケジュールの中に20分程度のクールダウンの時間を作るようにしましょう。
 

この記事のキーワード