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なるほど★現役CAさんが実行している旅行の裏ワザ集!

旅行はとても楽しいけれど大小にかかわらず何かしらハプニングがつきものですね。そんなハプニングを未然に防いだり起こったときに落ち着いて対処したりすることでより思い出深く楽しい旅をすることができます。今回は旅慣れしているCAさん直伝の裏技をまとめます。

この記事を書いた人: momoko
momoko

荷物のパッキング編

 

重いものはカート側・壊れやすいものは洋服でガード

パッキング順は、まずカート(脚)側に靴や小物など重いものを詰め、上に洋服などの軽い物を詰める。ただし、カートのすぐ近くに割れ物があると、ガタガタと揺れて割れてしまうので、瓶や鏡などの割れ物は上の方に。周りに洋服を詰めて割れ物類のクッションにする。荷物はそれぞれ小分けにポーチに入れると、手荷物検査で開けられた時にバラバラになることも避けられ、中が丸バレにならずに済む。
 
ホテルの室内履きとしてビーチサンダルを持っていくCAさんが多いそうです。
また、S字フックは何かをかけるのに便利です。
どちらも軽いので持っていきましょう。
 
 

小分けにする

バスグッズやメイク道具などのこまごまとしたものは、用途別にポーチに小分けしておくと、旅先でも必要に応じてポーチごと取り出せて便利です。同じ大きさのポーチなら柄違いで揃えたり、同じ柄ならさまざまなサイズを揃えると中身がわかりやすいのでおススメ。スーツケースにもすき間を作りにくく、ポーチがパズルのピースをはめるように整然と並べられていると、スーツケースを開けた時も華やか。万が一、空港のセキュリティチェックでスーツケースを開けられても安心です。
 
「ジップロック」のような透明でジッパー付きのものに入れて、あえて中身が見えるようにしている人もいます。
 

スカーフを使っている人も

スカーフで包むことのメリットは、お好みの幅や厚みに合わせて調整できることと、包んだ衣類をスーツケースの一番下に配置することで、凹凸のある部分(スーツケースの持ち手が内部に納まっている場合)を平らにでき、他の荷物が入れやすくなることです。
海外のホテルは、どんなに安ホテルでもワードローブや簡易的なタンスのようなものが部屋に設置されていることが多いので、スカーフや風呂敷で包んでいったものを、そのまま引き出しに入れてしまえば、自宅にいるのと同じような感覚で出し入れもできて便利。
 
なるほど、スカーフは変幻自在だし軽いしいいですね!
旅先でのファッションに活かせば一石二鳥です♪
 
 
大切なのはどこに何が入っているか把握すること、必要なものをすぐに取り出せるようにすること、中がぐちゃぐちゃにならないように詰める(整理する)ことですね。
 

機内編

気圧で耳が詰まったときの対処法

 
■万が一のためにいつも携帯している鼻炎スプレー
離陸前と後(気圧が一気に変わるシートベルトサインが消える前くらい)にシュッシュッ
ポカリ(風邪には鉄板)をごくごく
飴、ガムを常に携帯
着陸時も同じように徹底しました
■鼻をつまんで耳から’ふんっ’と空気を出す方法(バルサルバ法と呼びます)
それでも耳が痛くて仕方なければCAにお願いし、熱~いおしぼりとコップを持ってきてもらい、おしぼりを畳んで耳につけ、その上からコップを両耳に当てるんです
 
鼻炎スプレーをした後は鼻水が出るのでティッシュは必須です。
 

機内でのスキンケアのコツ

 
1 サーモマグ
お湯を入れて顔の下に当てるだけ!
飛行機に乗る際は、サーモマグをご持参されるのがオススメ
忙しくなさそうな時を見計らってCAさんにお湯をもらってください
蓋は外して、口の下あたりで持つだけ
湯気が水蒸気となり、一気に顔の周りが潤い、水分量もUPします
2 濡れマスク 
なかなか効果あり!
たいてい機内にマスクは備えているので、頼んでみてください
マスクの中に濡らしたティッシュを挟んでも潤い効果があるそう
3 おしぼり
機内で配っているおしぼり、ない場合でも、ハンカチをお湯で濡らして、座席のテーブルに広げるだけ!
それだけでも、蒸気を発して乾燥を防げるんですよ
 
3のおしぼりをテーブルに広げる方法は手軽です♪
 

機内食のおかわりは可能

機内食は乗客やスタッフの数より多めに用意しています。
余ったら廃棄処分されるので、もしも機内食が足りないと感じたら勇気を出してCAさんにおかわりを伝えましょう。
 
 

客がサービスを依頼するタイミングと離着陸の遅れは関係する

ドリンクや毛布は必ず皆さんに回るので、可能であればその時まで待って欲しいというのがCAの本音です。
それは面倒くさいなどという思いではなく、出発が遅れてしまう可能性があるから。
ただ、体調が悪い、お薬を飲まなくてはなど何か事情があればどんなタイミングでもお気兼ねなくお声掛けくださいね!
 
離着陸前のCAさんはとても忙しいです。客だからサービスを受けるのは当たり前ですが、些細な依頼の対応で離着陸が遅れるのは避けたいです。急用でない限り機内が落ち着くのを待ってからお願いしましょう。
 
 

飛行機を降りてからの豆知識

時差ぼけの対処法

■大事なのは自分で作るメリハリ!
「人によっていろいろな対処法があると思いますが、まず心構えとしては、『眠たくなったら寝る』のが一番だと思います。現地時間に合わせるために無理して飛行機で眠らないという人もいますが、後からツラくなってしまうことが多いです。飛行機の中も現地に着いてからも、支障がない限りは、眠たいときに寝ることをオススメします」
 
機内ではずっと座っていてまどろむことも多いです。ダラダラ眠るのではなく少し立ち歩いてみたり「この時間は映画を観る」など目的を持って過ごしたりしましょう。
 
 

CAでもトラブルに遭う

パリ地下鉄の改札口が混んでいて、うしろから押され、そのドサクサに、ショルダーから財布を抜き取られたCabin Crewもいました。
CA 盗難被害 スリ ひったくり
外務省ホームページでは、各地での被害状況と手口について掲載しています。特にプライベートで、慣れていない都市に旅行する場合は、外務省海外安全ホームページならびに在外大使館安全情報を確認しておくとよいでしょう。
 
旅慣れているCAでもトラブルに巻き込まれることがあるのです。
かばんは肌身離さず持つ・スマートフォンはテーブルに置かない・非常用にお金を別で(体の中にしまえるウエストポーチなど)持っておくことが大切です。
また、親し気に話しかけてくる人・近づいてくる人には警戒し離れましょう。
 

まとめ

旅慣れているだけあってCAさんは荷物のまとめ方が上手ですね。とくにスーツケースの中の配置やスカーフの活用は真似したいです。
また、機内での過ごし方ひとつでスキンケアや時差ボケを防げることがわかりました。
そして、CAさんでも危険な目に遭うことがあるという現実を知りました。どんなに旅慣れても決して気を抜かずに行動することが大切です。
 

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