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注目ビジネスモデル!分かる?シェアリングエコノミーの意味

最近広がりを見せているシェアリングエコノミー。女性にとって具体的にどのようなメリットがあるのか、簡単にまとめて見ました♪

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シェアリングエコノミーとは……

シェアリング(共有する)とエコノミー(経済)を合わせてシェアリングエコノミー。
つまり、経済的な協力関係を築くという試みのことを指すんです。

具体的に何を共有するかと言えば、
住居、自動車などの生活手段から、バッグ、音楽などのような娯楽のための物品などです。
つまり、貸し借りできるものならなんでも出来ます。

海外ではすでに円滑なシェアリングを行うための企業などが立ちあがっており、日本でも総務省が普及の推進を進めている、最先端のムーブメントなんですよ!

 「シャネル」「エルメス」「グッチ」――。エス(広島市)が手掛けるブランドバッグのシェアリングサービス「ラクサス」の登録者は、今年2月のスタートから半年で4万人を超えた。スマートフォン(スマホ)アプリで2000個のバッグから好きなモノを選び無期限で借りられる。

IT(情報技術)サービスのエアークローゼット(東京・港)が2月に始めた女性向け衣服のシェアサービスも登録者数が5万人を超えた。まず登録者はホームページで好みの服の写真や好きな色、挑戦したい色などを選択。これをプロのスタイリストが分析、好みと思われる服を3点選んで随時配送する。

 
普段使えない衣服やバッグなどが借りられるのはうれしいですね!

たとえばこんな時に役に立ちます

 
お子さんが成長するにつれて服が着れなくなって買い替えなくてはいけない!
けれど、その度にお金を遣ったり店に言ったりするのは大変!
そんなお悩みはお母さんなら誰でもお持ちですよね。身近な友達と貸し借りが出来ればいいのでしょうが、
そんなにうまく他所の子どもと自分の子どもの年齢が合致することはなかなかありません。
そんな時、インターネットを駆使すればお子様にぴったりの服を共有できるんです!

お下がり共有サービス「ThredUP」

 初めにご紹介するのは「Clothes don’t grow. Kids do.(服は成長しない。子どもは成長する。)」というコンセプトの子ども服交換サービス、ThredUPです。

お下がり共有サービス「ThredUP」
 子ども服の寿命は短いです。せっかく良い服を買っても1年足らずで着られなくなる、なんてことも多々あります。そうなればまた新しい服を買わなければなりません。

 ThredUPはそんな時役立つ、「お下がり共有」のためのサービスです。小さくなった服を誰かにあげる代わりに、より大きなサイズの服を貰うことができるのです。

 あなたのご家庭にも、もう着られなくなった子供服はありませんか? ThredUPはまだ米国でしか利用できませんが、子供服を気軽に交換できる時代がもうすぐ訪れることは確実でしょう。

 
使わなくなった服をリサイクルできるのも魅力ですよね♪
 

thredUP – The Largest Online Consignment & Thrift Store

 
もちろん、お子様の服のみならず自分のための服を見つけてもいいでしょう。
残念ながらこちらは英語のサイトになり、日本語は実装されていませんが、これを機会に英語を勉強してみるのもいいかもしれせんね。
 

旅行の時の宿泊所、シェアリングエコノミーをつかえばお得に?

そもそもなぜ政府がシェアリングエコノミーを推進するかと言えば、東京オリンピック開催に伴う外国人観光客誘致にあたって、宿泊所が不足することが懸念されているからです。
そこで、空き部屋になっているアパートやマンションの一角を一時的な宿泊所として有効活用しようとして、こうした動きが広がっているのですが、もちろんこれは海外の観光客のみならず、日本人だって使っていいわけです。
これまで旅行などでお高めのホテルを選んで少し無理をしていた、なんていう人にとって、シェアリングエコノミーを使って安く宿泊ができるようになれば、お得な事このうえないでしょう!
 
私が懇意にしている若い人達に「airbnb」について聞くと、利用したことがあるという答えが返ってきました。利用する理由としては「観光がメインなので宿泊費用を安く抑えたい」、「ゆったりくつろぎたいので、ホテルではなく民家に泊まりたい」など、その時の気分しだいで宿泊先のタイプを選べるのが魅力とのことです。
「airbnb」のシステムは、単純にいうと「自分が所有している部屋を貸したい人」と、「部屋を宿泊先として借りたい人」をマッチングさせるサービスモデルです。この「airbnb」のサービスは「facebook」とも連動していますので、提供者・利用者の双方が「自分は怪しい人物ではありません」ということを「facebook」を介して認証できるため、安心感があるのだそうです。
Facebookなどを通じて新たなコミュニケーションが生まれるのも特徴ですね。

現地の人から借りる家・アパート・部屋・バケーションレンタル・民宿予約サイト – Airbnb (エアビーアンドビー)

190以上の国々で現地の人からユニークな住空間を借りてみませんか? Airbnbで旅をすれば、世界中どこでもアットホーム。
こちらは日本でもサービスを利用することができるサイトです。
 

シェアリングエコノミーはまだまだ日本では未発展です

「とはいえ、シェアリングエコノミーは人の善意を前提としたものであり、100%安全ということはあり得ません。サンフランシスコはもともとヒッピー発祥の地でもあり、善意性が高く、シェアリングエコノミーが受け入れられやすい土壌だった、という背景があります」

そのため、シェアリングエコノミーが文化的背景の違う日本で普及するには、米国とは異なるハードルがあるというのがBrandon氏の考えだ。

「シェアリングエコノミーには、日本に古くからある近所付き合い的な側面があり、一見すると日本でも受け入れられやすそうな印象を受けます。しかし、日本人は知り合いとそうでない人とで接し方に大きな差があるので、知らない人と気軽にコミュニケーションを取ることが求められるサービスは、すんなりと受け入れられない可能性もあります」

 
他人とのコミュニケーションを取るのに勇気がいる日本人にとってはまだまだ時間がかかるサービスかもしれませんね。
とはいえ、こうしたものは流行として広がって行けば自然に慣れていくものです。
シェアリングエコノミーの根底にある理念、物事を誰かと共有し、新たなコミュニケーションを築く、ということはとても大事なことです。
率先して利用することによって新たなムーブメントを作り出すという意味でも、挑戦してみる価値はあると思います。

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