初心者から脱却!ボルダリングで中級者になるコツ!
そろそろボルダリングを初めて長くなって初心者からの脱却を目指そう、という人にとってジムごとに設けられている3級や4級の課題をクリアすることは目標の一つとなるでしょう。中級者になるためのコツをここで丁寧に伝授してみようと思います。
ボルダリングの中級者ってどのくらい?
課題をクリアすることが目標になっている時期かと思われます。でも、複数のジムに行っているとわかることですが、課題のランク付けはあくまでもジムの裁量に任されているのが現状です。
初級と中級の違いはどこにあるのでしょうか?
個人的な見解ですが、外岩の3級登れて半人前(中級)、段物登れて一人前(上級)の仲間入りではないでしょうか?
ボルダリング中級になるために!
外岩を登る際に求められるのは様々な体勢で登れるようになることです。
ここで重要になるのは「ムーブ」と呼ばれる技です。
基本となる5つのムーブ
●ダイアゴナル(フリ)
次のホールドが右手であり、左手と右足がほぼ垂直な直線状にあるときに使えるテクニック。左足を外側に投げ出し、体重のかかる左手の負荷を減らすムーブ。
●フラッギング(アウトサイドフラッギング)
次のホールドが右手であり、左手と左足で体重を支えていると時に使えるテクニック。
右足を左足の後ろ側に交差させるようにし、楽な位置でバランスをとるムーブ。
●インサイドフラッギング(キムラステップ)
足の入れ替えが必要な時に、フラッギングする足を外側ではなく内側に向けることで、足の入れ替えを減らすテクニック。
●デッドポイント(デッド)
両腕を伸ばした状態で一気に引き付け、一瞬、重さがかからない間に次のホールドを掴むテクニック。
●ヒールフック
かかとをホールドに引っ掛けるテクニック。つま先を寝かすように意識することで、掻き込む力が強くなるムーブ。
握力を鍛えよう!
ということを重視しています。これは外岩に関しても同じことですね。
形が悪いホールドでも登れるようになるためには握力が重要になってきます。
握力と一口に言ってしまっていますが、実は握力には3種類あります。
「クラッシュ力」「ピンチ力」そして「保持力」です。このなかでボルダリングで最も重要なのが「保持力」です。
保持力とは読んで字のごとし「ものをつかんだまま耐える力」を意味します。
少々実体とは異なるかもしれませんが、握力のスタミナと考えるとわかりやすいです。5級課題ですと、ここ一番(核心)でフルパワーを発揮できさえすればクリア出来てしまうことが多いのですが、4級課題では5級で言うここ一番(核心)が2~3個出てくるので5級課題を2,3個クリアできたくらいで4級にトライするとスタミナが足りなくてクリアできません。
そのため4級をクリアするためには保持力を鍛えるという地味なトレーニングが必要になってきます。
保持力を鍛えるトレーニングは複数課題を連続して登ったり、課題を往復することによって鍛えられます。
観察力も大事!
初級と中級を分けることとして観察力も挙げられるでしょう。
いざ課題を登り始める前に、課題をじっくり下見し、どのホールドをどちらの手でつかむのか、どちらの足を使うのか1つ1つイメージして、覚える癖をつけましょう。
とはいっても、いっぺんに手や足の動きをイメージするのができないという方もいると思います。そういった方は、まずは手の動きからイメージするようにし、自然にできるようになったら、次に足の動きをといったように、1つ1つ身に着けていくといいと思います。
上級者の技を盗もう!
たとえば文字や動画などを参考にしつつ練習している限り頭では理解できますが、自分がなぜこのようにできないか、ということは理解できません。
そういう時、間近にいるボルダリングの上手い人を参考にすることによって課題がクリアできることがあります。
簡単です♪ 簡単ですが とても大事な事です!
「上達の秘訣は 強い先輩たちと一緒に登る!!」わかりやすい例がジムで行う『セッション』や『講習』です!
参加していると 参加したことの無い人と比べて
上達スピードが速い!というのが見ていて分かりますね!
実際に参加を続けられた経験のある方なら 既にその威力は実感できていますよね!v(*’-^*)-☆
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つまり、用意されたフックに頼るのではなく、自分で足場や掴むフックを探し出せる力があるかどうかが初級と中級の分かれ目と言ったところです。