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シェアリングエコノミー×ペット=安心♡ペットのお世話もシェアで頼めちゃう!

シェアリングエコノミーが、様々な分野で広がりを見せつつあります。自動車、バイク、自転車などの移動手段、ガレージ、駐車スペース、オフィススペースなどの空間、家庭用品、イベント用品などの物といった、サービス以外に、ペット業界でもシェアリングエコノミーが広がりつつあります。ペット預かりサービスが代表的なサービスですが、それ以外のサービスも欧米を中心に出てきています。いくつかのサービスをご紹介します。


この記事を書いた人: パンプキン
パンプキン
 

シェアリングエコノミーは欧米から広がった概念

「シェアリングエコノミー」とは欧米を中心に拡がりつつある新しい概念で、ソーシャルメディアの発達により可能になったモノ、お金、サービス等の交換・共有により成り立つ経済のしくみのことを指します。

シェアリングエコノミーで今後成長が予想される分野

■移動手段(自動車、バイク・自転車、ボート)

■普段使わないもの(家庭用品、イベント関連器具、スポーツ関連グッズ)

■物理的なスペース(ガレージ、駐車スペース、オフィススペース、空室)

シェアリング・エコノミーの代表的企業

ボストンで2000年に創業した世界最大のカーシェアリングサービス「Zipcar」(ジップカー)がしばしば挙げられる。日本でも、同様のサービスとして、「タイムズカープラス」が登場している。サンフランシスコでは、「Bay Area Bike Share」という自転車のシェアリングサービスもある。
英国発の「Love Home Swap」は、会員同士が休暇などの一定期間に自宅や別荘を交換するサービスだ。登録されている物件は驚くほど豪華で、なおかつユニーク。世界各地のリゾート施設や、中にはお城のような別世界の建物もある。
株式会社シープスは、2012年8月にレンタルスペース予約サイト「Sheeps(シープス)」をスタートさせた。発足時に掲載料無料で空きスペースを募集したところ、集まったのはわずか10店舗で、利用申し込みも月に10件程度あればいいほうだった。しかし現在では、同サイトの掲載レンタルスペースは都内だけで400カ所前後。年内に1000店舗まで増やす予定で、利用申し込みも10月は120本以上あったという。最初はミーティングや打ち合わせ用にオフィスを貸し出す個人事業主がほとんどだったが、現在ではカフェや雑貨店、キッチン付きスペース、ダンスフロアなど、オフィス以外にもさまざまな店舗を借りることができる。

ペット預かりサービス

DogHuggyの現状

●欧米では成長著しいC2Cのペットケアサービス
DogHuggyとは、旅行や外出の際にペットのお世話ができなくなった飼い主と、近所の愛犬家ホストをマッチングし、ペットのお泊り先をつなぐシェアリングエコノミーサービスです。C2Cのペットケアサービスは欧米でも成長著しく、日本でも盛り上がりをみせています。今や日本国内の犬・猫の飼育数は2,000万頭を超えており、家族として認知されつつある中で、飼い主の旅行や出張などの外出時にも安心できる愛犬・愛猫のケアサービスへの国内のニーズも高まっています。

●厳選な審査を通ったホストと安心のサービスを強みに急成長
DogHuggyの一番の特徴は、高いクオリティーのホストです。ホストとして活躍できるのは書類審査や面接を含む厳選な審査を通った人のみで、現在は首都圏を中心に約60名のホストが活動中です。また、ホストの家でお泊まりをしている愛犬の写真付きのレポートを1泊につき3回送るなど、飼い主を安心させるためのサービスも充実しています。

サービス開始以来、着実に浸透を図ってきた結果、現在は首都圏を中心に書類と面談の厳正な審査を通過したホスト約60名が稼働しており、月間数十件のマッチングが起きております。

実際にご利用いただいた飼い主さまからも「DogHuggyのホストさんは話している時から犬好きが伝わってきて安心しました。 ペットへの知識もあり注意点など細かく聞いてくれて良かったです。 うちの子もリラックスしきっていて迎えに行った頃には自分の家かのようにくつろいでました。 また何かあった時にはお願いしたいと思います。」といった嬉しい声をいただくなど、満足度の高いサービス提供が行われていると自負しております。

Dog Vacayとは?

Dog Vacay

旅行中などにペットの世話を頼みたい人と、ペットの世話を代わりにしてくれる人を結び付けるサービス。世話をした人が1日15~45$を利用者から受け取り、そのうちの5~15%をDogVacayが受け取るという仕組みを取っています。

シェアリングエコノミーはペット業界にも広がりを見せています。
DogVacayやRoverといったペット預かり業だけでなく、Vetpronto(獣医のかかりつけ医療サービス)、InstaPet Taxi(ペットのためのタクシー配車サービス)、Borrow MyDoggy(近所に住む飼い主と預かり主のマッチングサービス)などがあります。

 

InstaPet Taxiは2016年8月時点で、ニューヨークのみの展開です。
Borrow My Doggyはイギリスで2012年から展開しているサービスで、飼い主は年間6000円、預かり主は1500円支払うと利用できるサービスです。
預かりサービスは、ペットホテル同様、展開しやすいサービスと言えます。しかし、他のサービスは都会以外に需要があるのか疑問が残ります。

日本でもペットの預かりサービスは広がりつつあります。
他のペット関連のシェアリングエコノミーが広がるのかは未知数です。
すべてのシェアリングエコノミーに共通しているのは、信頼できるコミュニティ環境があるかどうかです。
ペット預かりにおいては、預かり主が信頼できる人かどうかが一番重要になります。
ペット預かり以外にも、ペットレンタルサービスを提供する会社も出てきています。

このサービスには賛否両論あります。
ペットが子犬や若いうちは需要があるだろうけれど、病気になったり、年をとったら誰が面倒を見るのかという問題です。
地域共生文化が根強い日本で、シェアリングサービスがどれだけ普及するかは未知数です。
しかし、ペット預かりは、都会でも、地方でも一定のニーズが見込め、これから普及していくのではないかと予想できます。

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