複数キーワードは半角スペースで検索!

初心者脱却への関門、ボルダリング5級をとってみよう!

ボルダリングにはランクがあります。ジムの設定によってまちまちですが、どこのジムでも5級の課題は初心者では登るのが難しいとされています。初心者脱却のためにも挑戦してみて、クライマーとしてワンランクアップを狙いましょう!

この記事を書いた人: page
page

ボルダリングにもランクがあります

将棋や囲碁に段位制度があるように、ボルダリングにもランクがあります。
とはいえ、まだまだ公認のものではなく、ジムごとにユーザーが目標を建てられるように各々でランクを設定しています。ところによっては8級からスタートして、1級が最高ランク、あるいは6級からスタートして6段が最高ランクなど、まちまちに決まっています。

 

どんなレベルがあるのでしょうか?

ジムによって設定のばらつきがありますが、各級のおよその目安は以下の通りです。

8級:普通に苦労せずに登れるレベル(梯子を登るレベル)
7級:コツをつかめば、腕力で比較的簡単に登れるレベル
6級:簡単に達成するのが少し難しく感じるレベル。クライミングのセンスのある人ならまだ簡単に登れるレベル
5級:初心者では達成するのが難しいレベル
4級:ほとんどの初心者が登れないレベル(クライミングの技術を覚えないとクリアできないレベル)
3級:常連クライマーが密集して練習しているレベル
2級~1級:プロor上級クライマーレベル

 
どのジムでも共通していえるのは、5級が初心者にとっての壁であるということです。
5級の人はどんな壁を登らなければならないのか、そして攻略法はないのか、逐一見ていきましょう。
 
 

5級はどんな壁を登らなければいけないの?

 

ボルダリングジムにはたくさんの「課題」と言うものが用意されています。課題と言うのは「このホールドだけ使ってゴールをしましょう」と言ったルールの様なもので、このルール通りに登らなければいけないことにボルダリングの面白みがあります。

ほとんどのボルダリングジムには課題の表が用意されていると思いますので、まずはその中から一番簡単な課題を選びましょう。そして壁を見るとその印がペタペタとテープで張ってあるのがわかります。つまりその印が張ってあるホールドだけを使ってゴールをするということなんですね。

 
一般的にボルダリングでは「課題」といってどんな壁を登るのか、ではなく、どのように壁を登るのか、でランクが決まります。
 
ちょっと初心者にとっては難しい、と感じるかもしれません。でも、抑えるべきところを抑えれば、きっと登れるようになりますよ!
 

 

初心者にとっては基礎が重要!

初心者と中級者を分かつものは、基本的なことを覚えているかどうかです。
そんな簡単なことなの?と思われるかもしれませんが、これが案外難しいのです。
 
 
まずはじめに

~5級はボルダリングの基礎がしっかりできていれば必ず登れます!!

1. ホールドを正しく持ちましょう!!

 ボルダリングジムには、様々なホールドがいろんな角度で取り付けられています。それぞれに合った持ち方をしてしっかり保持しましょう。どちらの向きに効かせるとしっかり持てるのかを考えることで体や足の位置も分かってくるでしょう。

ホールドの種類と持ち方はこちらの過去記事を見てください↓
【ボルダリング】 ホールドの種類と持ち方 

2. 足はしっかりとホールドにのせましょう!!

ボルダリングは手で登るイメージが先行していますが足使いも凄く大切です。上ばかり見ていないで、しっかりと足の位置を確認してホールドにしっかりのりましょう。しっかり足が使えるようになると体の全体を使って登れるようになり、手の負担も減らすことができます。

3. 腕を伸ばしてみよう!!

ついつい力が入り腕をロックして体をホールドに引きつけてしまいがちですが、腰を落として腕を伸ばしてみましょう。腕の負担が減りますし、足や体を使って登れる感覚が養えます。

 
このように箇条書きしてみれば目標が定まるでしょう。
 

課題を消化するためのトレーニング!

目標を達成するためには、やはりトレーニングが重要となります。
しっかりとやっておいて、課題に備えましょう!
 
 
◎ジムでの練習では、基本の足にきちんと乗って、残す練習。

たとえば、垂壁でもいいので、ビス止めの足のみ使って登ってみる。

◎家トレは、腹筋の底上げ
ポイントは量より質!

体育座りをして、手はクロスしないで肩に(右手を右肩、左手を左肩)。このフォームが一番上半身に余分な力が入らない。

15秒かけてゆーっくり、ゆーっくり背骨を一本一本床につけていくように上体を下す。
足がなるべく浮かないように。
息をしっかり吐く。

床に首が着かないように、脱力しないで息を吸ってそのまま上体をゆーっくりゆーっくり、また15秒くらいかけて上げていく。息を吐きながら。

これ、5回やるだけでしんどいです。

この記事のキーワード