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【初心者向き】ボルダリングのグレードってなに?!

最近、ドラマやメディアなどでボルダリングジムをよく見かけますね。これから始めてみようかなと思っている方にボルダリングのグレードについてご説明します。ちょこっと知識を得てからはじめるとスポーツはより楽しいものになりますよ♪

この記事を書いた人: momoko
momoko

ボルダリングのグレードとは

 
ボルダリングには~級や~段などの「段級グレード」以外に、アメリカ発祥の「Vグレード」やフランス発祥の「フレンチグレード」があります。
これらはお分かりの通り、ボルダリング・クライミングの「難易度」を示したものです。日本の段級グレードなら、簡単な課題から順に10級・9級~初段・二段~六段とグレードが付けられています。
 
簡単に言うと「課題」です。グレードが上がるにつれて目の前の壁を登るにあたって使ってもよいホールド(つかむ人工石)や手足が限定されます。
 
日本の級や段はそろばんと同じ感じです。
ジムによっては外国のグレードを採用されているところもあります。
 
 
 
体感で決まるグレード
グレードは人間に付随するものではなく、あくまでもその課題に付けられているものです。そのため初登頂者である、初めてその課題を登った人がグレードを付けていきます。そして複数の経験豊富な再登者が確認し、グレードが調整される場合もあります。 
ボルダリングの場合は、易しいルートや難しいルートがレベルを追った設定になっているので、自分にピッタリなルート探しが容易にできるでしょう。
 
 

グレードの目安

8級 普通の人だったら大体、苦労せずに登れるレベル、梯子を登るレベル
7級 ちょっとしたコツさえつかめば簡単に登れます。
出鱈目に登っても腕力で登れてします。
6級 あれ?こんなはずでは…と落ち出すグレード。
でも、センスのある人はまだ余裕。
5級 初心者が初日にクリアできれば、ちょっと自慢できるレベル。
4級 ほとんどの初心者が登れないレベル、男性だったら3か月~半年。
女性だったら半年~1年で最初にぶつかる壁。
クライミングの技術を覚えないとなかなかクリアできない。
ここから先は立派なクライマー。
 
4級までは基礎をきちんと守れば完登できますが、3級あたりからは筋力や戦略といった技術面での熟練が必要になります。
 

ジムによってグレードの指標は異なる

通っているジムでなかなか4級の課題がクリアできなかったけれど、他のジムで挑戦したらクリアできたという話はよくあることです。つまりジムによってグレードの指標が異なるのです。
 
 

グレードがあるよさ

■目標があるとボルダリングはより楽しくなる
■クリアしていくことの達成感が気持ちいい
 
 

初心者はどのように課題を進めていけばいいの?

ジムのトレーナーさんがプランを立ててくださると思いますが、ザックリとご説明します。
初心者の方は、まずは8~7級から始め、コツを掴み練習を重ねることで、初心者でも比較的簡単に達成することが可能な6級を目標にするのがおすすめです。
 
 

ボルダリングジムに通っている方の声

ボルダリングの場合、勝たなきゃいけない相手は目の前の壁を登れない自分です。
最初は、「これなら私にも簡単♫」的なコース(ボルダリングでは登るコースのことを「課題」と呼びますので、こっから先は「課題」で統一します)から登っていくんですが、みなさんがそこで思うのは、「なんだ私にもできるじゃん!」という安心感と「もう少し難しい課題をやってみようかな!」という飽くなき挑戦心。
仲間と一緒に来ているのであれば、誰かが最初に登ってしまうかもしれません。そうすると、「アイツに登れたのなら俺も!」と火がついちゃったりして。逆に、自分が先に登れれば、「お先で~す。次のに挑戦するから頑張って~」となったりw
でも結局、一人で登っていようが、仲間と登っていようが、越えなきゃいけないのはその課題に登れない自分なんですよね。
何度も何度も挑戦して、やっと登れた時の達成感ったらないですよ!これがボルダリングの醍醐味です!
 
 

まとめ

グレードについてわかったことをまとめます。

■グレードは他の資格とは違って資格証やバッジがもらえるわけではありません。
■グレードとは課題であり、試合に出場しない限りは誰かと競うものではないということがわかりました。自分の精神との戦いなのですね。
■グレードの指標はジムによって異なります。
■グレードがあることで前向きかつ楽しくボルダリングに取り組めることがわかりました。

せっかく楽しむためにはじめるのですから、グレードは自分を高めるための材料の一つとして考えこだわりすぎない、ボルダリングを楽しむことが何より大切だと考えを持ってボルダリングをやりましょう。

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